1月10日、新世界ホテル「B」前にて野外ライブを行った。
この日は2026年の歌い始めとなるステージ。
年が明け、新しい一歩を踏み出すような気持ちでマイクを握った。
新世界の街は人通りも多く、
行き交う足音や話し声、遠くから聞こえる街のざわめきが混ざり合う独特の空間。
野外ライブならではの、
何が起こるかわからない緊張感と期待感が入り混じる中、
カバー曲からライブはスタートした。
1曲目に披露したのは、鬼滅の刃より「炎」。
歌い出してしばらくすると、
足を止めてくれたのは、なんと3人の小さなお客さんだった。
少しずつ距離を詰めながら最前列まで来て、
じっとこちらを見つめ、耳を傾けてくれる。
その姿に胸が温かくなり、
思わず手を振って挨拶を交わした。
ただ歌っているだけで、
誰かの時間が少し止まり、同じ場所を共有できる。
そんな瞬間を、改めて実感させてもらえた場面だった。
続いて「言葉のかわりに」を披露し、ライブは中盤へ。
そして3曲目、「今までも…これからも…」。
この曲では、最前列に座っていた初めてお会いするご夫婦が、
サビの振り付けを周囲のお客さんと一緒に楽しんでくれる場面があった。
その光景を目にした瞬間、
胸の奥で何かが弾けたような感覚があった。
去年までは、なかなか辿り着けなかった景色。
自分の音楽をきっかけに、
人と人が自然に繋がっていく流れが、
この日は確かに生まれていた。
いわゆる「JINウェーブ」。
狙って起こせるものではないが、
この日はそれが自然と広がっていった。
歌い手と聴き手の境界線が少し曖昧になり、
同じ空気を一緒に楽しんでいる感覚。
奇跡的とも言える時間を過ごさせてもらった。
前日までの厳しい寒さとは違い、
この日は少し暖かさを感じる一日だった。
冷たい風に身を縮めることもなく、
穏やかな空気の中で歌えたことも、
ライブ全体の雰囲気を後押ししてくれたように思う。
ラストは「READY STEADY GO」。
コールアンドレスポンスで会場と一体になり、
声と手拍子が重なっていく。
熱気が高まったまま、ステージは終演を迎えた。
2026年の歌い始めにふさわしい、忘れられない一日。
この感覚を大切にしながら、
また次のステージへと進んでいきたい。
セットリスト
- 炎
- 言葉のかわりに
- 今までも…これからも…
- READY STEADY GO



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